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発達障害の相談支援

お子さんが発達障害かどうかを心配する保護者が増えております。私どもはWISC検査等によって、お子さんの発達上の問題を見極めることができます。
さらに、発達障害支援については、日本では診断まではなされても、具体的な介入の行える機関がもほとんありません。しかし、アメリカでは以下の方法が早期診断、早期介入の発想で行われております。早期に支援介入することで、発達障害の子どもの人間関係や行動が改善することが証明されています。また、20歳までなら前頭葉はまだまだ発達するため、適切な対応によって社会的適応をよくします。さらに、大人の発達障害も練習することで生活のクォリティが改善します。
私どもの以下のような支援を提供します。


①ソーシャルスキルトレーニング
学校現場でも徐々に実践がなされているもので、人間関係その他社会で生きていきための様々なスキルを練習を通じて身につけていくものです。少人数で行います。

②応用行動分析
アメリカでは、発達障害の子どもに対する有効な支援方法として、学校現場でも普通に行われている方法論です。日本ではまだ普及していません。行動の直前の状況や直後の状況を褒美や賞賛等を与えることで改善していく方法です。
応用行動分析の中にもDTTやPVT等の様々なバリエーションがあります。
  
③心理検査による支援方法の探索
WISCやWAIS等の知能検査は診断するためのものではなく、有効な支援方法をみつけるためのものです。また、最近ではプランニング、注意、同時処理、継次処理という4つの側面から認知特性をとらえ、支援の方法をさぐるDN-CASという検査もあります。それらを活用して、有効な支援をさぐります。

④ユニバーサルデザインによる支援の助言  
学校における支援の方法として、障害のある児童生徒のとってプラスになる環境の工夫があげられます。そうした環境の整備は、定型発達の生徒にもプラスになるので、ユニバーサルデザインと呼ばれています。たとえば、わかりやすくおもしろい授業の工夫、見せ場のある授業の実施などは、ADHDの児童生徒でも集中が途切れないし、定型発達の子にとってもよい授業となります。そのような工夫の仕方を学校などに提案することが、私たちにはできます。